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脱毛で硬毛化はなぜ起こる?なりやすい人の特徴と施術中の対処方法も解説

脱毛で硬毛化はなぜ起こる?なりやすい人の特徴と施術中の対処方法も解説

脱毛をしたいと思っていろいろと調べていると「硬毛化」という言葉を目にするのではないでしょうか。脱毛しているときに硬毛化が起こってしまうと、スムーズに脱毛できなくなったり、脱毛前より毛深くなってしまったりする可能性があります。スムーズに脱毛するためにも、硬毛化しやすい人や硬毛化したときの対処方法について知り、リスクの少ないクリニックを選びましょう。

 

硬毛化とは

硬毛化とは、脱毛施術を受けている間に施術前よりも毛が濃く太くなってしまう現象です。硬毛化が起こると部分的に毛が増えたように見えますが、実際には1本1本の毛が濃く太くなっているだけで毛量が増えているわけではありません。今まで生えていなかった毛穴から毛が生える「増毛化」「多毛化」もあります。

 

硬毛化が始まると、1回目よりも2回目、3回目と施術を重ねるほどに毛が太く濃くなっていきます。脱毛施術で毛が減るどころか、見た目的にどんどんと毛が濃くなっていくでしょう。また、予定していたコース回数では脱毛が完了できなくなって、追加料金が必要になることもあります。

 

硬毛化の原因とメカニズム

硬毛化が起こる原因はまだよく分かっていませんが、脱毛施術で照射するレーザーや光の出力がムダ毛に上手く伝わらず、破壊できなかった毛が硬毛化すると考えられています。

 

レーザーや光はメラニン色素の濃さに反応する仕組みになっており、色が濃いほど熱ダメージが強くなります。とくに太くて濃い毛は破壊されやすく、効果も高いでしょう。

 

通常であればダメージが不十分でも熱刺激で毛は細く弱っていきますが、ダメージから回復するときに身体の再生機能が働くことや、毛根周囲の発毛組織が活性化されることなどで太く濃くなってしまうのです。

 

また、熱刺激で毛周期が遅くなって成長期が延びて毛が太く成長するという説もあります。

 

発症する頻度は?

できれば硬毛化を起こさずに脱毛施術を完了させたいですよね。でも、硬毛化は誰にでも起こる可能性があり、予測もできません。実際に硬毛化が起こる確率は非常にまれで、1~10%程度といわれていて、多くの人が脱毛施術の4~5回目程度で発生します。

 

ある硬毛化の調査では、アレキサンドライトレーザーとIPLの光を使った脱毛で硬毛化が起こりやすいという報告があります。逆にダイオードレーザーとヤグレーザーではほとんど発生しなかったことから、波長によって硬毛化する確率が異なると考えられています。

 

ただし、硬毛化のリスクは医療脱毛だけでなくエステの美容脱毛や家庭用の光脱毛機・美容器などどんな方法でも起こる可能性があり、100%防ぐことは不可能です。

 

硬毛化しやすい人はいる?

硬毛化が起こるかどうかの予想はできませんが、硬毛化しやすい人にはいくつかの特徴があります。

10~30代前半の色白肌

硬毛化は比較的若い世代の方に起こりやすい特徴があります。細胞の再生機能が活発で、受けたダメージを回復させる機能が高いことが硬毛化を招いていると考えられます。

 

また、肌の色が白い人にできやすいと聞いたことがあるかもしれませんが、傾向というだけで確証はありません。

産毛もしくは色素が薄い毛が多い

1本1本の毛が細く色素が薄い毛にはメラニンの量が少なく、レーザーや光が上手く反応できずに十分なダメージを与えることが難しいため、毛の再生組織が活性化されて硬毛化のリスクが高まるのです。

 

ワキやVIOなどしっかりと太い毛を脱毛するときには、一般的に硬毛化現象は起こりません。つまり、体毛が薄いと硬毛化のリスクが高いということになります。

毛の密度が濃く根深い

通常のムダ毛の脱毛でもいえることですが、毛の量が多いとレーザーや光のエネルギーが分散されてしまい、十分なダメージを与えられない可能性がでてきます。

 

また、ほかの毛より毛根の位置が深いとレーザーが届きにくく、生じる熱エネルギーが少なくなり脱毛できないことがあります。

 

パッと見では分かりにくいかもしれませんが、毛が立って生えていると毛根の位置が深い毛です。

 

硬毛化しやすい毛の見分け方

硬毛化はすべての毛に起こるわけではなく、一部の毛だけが徐々に太く濃くなっていくものです。周りの毛と比べて明らかに毛質が異なれば、硬毛化している可能性があります。

 

とくに身体の部位によっては硬毛化が起こりやすく、脱毛の際には施術者も毛質をチェックしながら硬毛化のリスクを考慮して出力の調整を行っています。

硬毛化が起こる時期

脱毛施術した毛が硬毛化する施術回数の目安としては、だいたい脱毛施術をスタートして4~5回目頃です。たった1〜2回施術した程度では変化はほとんど分かりません。3~4回目の施術を受けた後くらいから、施術後に生えてくる毛の質感をチェックしてみましょう。

 

また、硬毛化が起こるのは施術後1~3ヶ月経った頃で、熱刺激で活性化した細胞の働きによって毛が少しずつ太く成長していきます。

硬毛化しやすい部位

産毛など色素の薄い毛がたくさん生えている部位に硬毛化現象は起こりやすいですが、とくにチェックしておきたい部位があります。

 

【硬毛化しやすい脱毛部位】

・フェイスライン

・うなじ

・肩

・二の腕

・背部

・お腹

・太もも

 

産毛すべてが硬毛化するわけではなく、さらに毛根が深いところにあると硬毛化が起こりやすいとされていて、数本だけ硬毛化することもあります。

硬毛化と間違えやすいケース

硬毛化と間違えやすいのは、施術後1~2ヶ月して生えてくる毛です。

 

脱毛施術は毛周期に合わせて行いますが、施術のときには退行期の毛は破壊されずに残っています。成長期になると生えてきて、毛が濃くなったように見えて硬毛化と勘違いすることがあるようです。

 

施術後に一斉に生えてきた毛は硬毛化現象ではなく、次の施術を受けるタイミングです。

 

硬毛化した毛に脱毛を続けてもいいの?

硬毛化しても自分で気づかない程度であれば、施術を続けているうちに自然と治っていることもあります。

 

しかし、硬毛化を起こしてしまった多くの毛は、レーザーや光の刺激に耐性がついてしまっている可能性が高く、いくら施術しても生えてきてしまうでしょう。

 

脱毛中に硬毛化したときの対処法

脱毛施術中の硬毛化については自然に治ることもあり、とくに何もせずに様子を見るクリニックもあります。硬毛化が熱エネルギー不足で起こると考えると、硬毛化を起こした施術よりしっかりとエネルギーを届ける必要があります。対処の方法はそれぞれのクリニックで異なります。

追加照射

硬毛化が起こると予定したコース内で終了するのは難しく、追加で照射する必要があります。いくら同じ条件で照射をくり返しても、毛根を破壊するどころか毛が濃く太くなっていき終わりが見えません。そのため、追加照射のときはこれまでより出力を高くする、またはレーザーの種類を変えるなどの工夫が必要です。

脱毛レーザーの変更

脱毛レーザーは主に3種類ありますが、それぞれ波長が異なり、皮膚の内側に到達する深さやメラニンへの反応が異なります。

 

毛根の深さによって適切なダメージが与えられていない可能性が高く、レーザーを変えるのが有効です。

 

医療脱毛で従来から活躍しているアレキサンドライトレーザーは波長が短く、皮膚の浅い部分に作用します。ダイオードレーザーはアレキサンドライトレーザーよりも波長が長いため深い部分に作用し、ヤグレーザーはさらに波長が長くて深い部分に作用します。

 

たとえば、アレキサンドライトレーザーを照射していて硬毛化が起こった場合には、ダイオードレーザーもしくはヤグレーザーで照射すると、硬毛化した毛も脱毛しやすいです。

脱毛方式の変更

脱毛方式というのは「熱破壊式脱毛」と「蓄熱式脱毛」さらに「針脱毛」「光脱毛」といった異なる脱毛方法に変えるということです。

 

レーザー脱毛には高熱で毛根の細胞を破壊する熱破壊式と、低い熱を溜め込んで毛の再生・成長をコントロールしているバルジ領域を機能停止させる蓄熱式があります。同じ医療レーザー脱毛でも、ターゲットにしている部分とアプローチの仕方が異なり、硬毛化した毛を脱毛できる可能性が高いのです。

 

針脱毛は、1本1本の毛穴に針を刺しこんで電気を直接流して脱毛する方法です。レーザーでは脱毛できない金髪や白髪もほぼ確実に脱毛できます。

 

光脱毛は最もエネルギーが弱く、硬毛化した毛を脱毛するには不向きです。また、エステサロンで行われている針脱毛には、光脱毛と同様に発毛組織を破壊する力はありません。

自然に治るのを待つ

硬毛化した毛には照射せずに、元の太さに戻るのを待つ方法を選択するクリニックもあります。施術をするとコースの回数が消費されたり追加費用がかかったりするため、あえて費用をかけずに治るのを待つのです。

 

ただし、毛が生え変わるのをくり返して徐々に薄くなっていくのを待たなければならず、放置しても治らない可能性もあります。

 

もともと薄い部位だった毛が濃くなるため、人目が気になり早く毛をなくしたいと思う人には向いていないでしょう。

 

硬毛化が心配なときのクリニックの選び方

硬毛化は誰にでも起こる可能性があり、100%防ぐことはできません。硬毛化が心配な方は、硬毛化に対してのフォローや保証のあるクリニックを探しましょう。

複数の脱毛機を導入している

硬毛化した毛には、レーザーの種類や脱毛方法を変更するのが効果的です。ただし、レーザー脱毛機を複数種類導入しているクリニックでなければ、上手く対処はしてもらえないでしょう。

 

脱毛機を数種類保有しているクリニックはありますが、新型の蓄熱式レーザー脱毛機や針脱毛を行っているクリニックはそれほど多くありません。

追加照射が無料もしくは安い

もともとのコース料金が安いのであれば、追加照射で費用がかかってもそれほど気にならないかもしれませんが、できれば追加費用はないほうがいいですよね。

 

硬毛化への追加照射に対して、通常の脱毛施術にかかる料金よりも安い料金や無料で行っているクリニックがあります。しかし、硬毛化の発生率が少ないこともあって、硬毛化に対する保証はどこのクリニックでもやっているわけではありません。

 

硬毛化しやすい特徴や毛があるなどリスクが高いようであれば、硬毛化の保証があるサロンやクリニックを選ぶと安心できるでしょう。

カウンセリングが丁寧

医療脱毛の実績があり、数多くの脱毛施術をしているクリニックでは、硬毛化に対する経験値があります。

 

さらにカウンセリングに時間をかけて丁寧に聞き取りを行っているクリニックでは、産毛の質感や生え方だけでなく、普段のスキンケアや生活についても伺っています。

 

さまざまな視点からレーザーが肌に及ぼす影響を考慮して、硬毛化しないように適切な脱毛レーザーで個別に出力調整を行い、硬毛化のリスクを減らすようにしているのです。

銀座肌クリニックは硬毛化のリスクが少ない脱毛機を導入!

銀座肌クリニックで使用している医療レーザーは、脱毛機の中でも波長が長い機器で硬毛化のリスクが少ないといわれています。

 

当院の「xeo(ゼオ)」はヤグレーザーを搭載していて、皮膚の表面を通過して深い毛根にも十分に熱エネルギーを届けられます。産毛にもしっかり作用して脱毛できるのが特徴です。ヤグレーザーでも痛みが抑えられた設計で、必要があれば麻酔も使用できます。

 

また、当院はカウンセリングの時間をとても大切にしており、おひとりおひとりの肌や毛の状態そしてご要望を把握し、硬毛化のリスクを抑えた照射が可能です。

 

硬毛化が起こった場合にもいち早く気づき、医師が照射レベルの変更や脱毛レーザーの変更などの対処を行っていますので、どうぞ安心してカウンセリングをご予約ください。

 

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